青少年健全育成村民総決起大会
「すこやかに 伸びよう 伸ばそう 守礼の子」にと、七月十二日に福祉センターホールに四〇〇人余の関係者(三十三団体)を集め、青少年健全育成村民総決起大会が開催されました。
開会あいさつで伊波清安教育長は、「青少年を取り巻く環境は良いとは言えないが、ここ数年は良い方向で推移している。問題行動に走る子もいるが、地域の協力で健やかな子供たちを育みましょう。」と訴えました。
安田村長は、「特に復帰後、憂慮される状況であり、社会環境を乗り越える精神力の強い青少年を根気強く育んでいきましょう。」とあいさつ。
嘉手納警察署の宜保隆署長は「村内の人々が青少年問題に関心を寄せ、感謝申し上げます。署内に深夜徘徊対策本部を設置して、歯止めをかけようと努力しています。生徒の皆さん君たちの問題ですよ。」とあいさつ。
読谷高校の生徒を代表して名嘉勇也君は、「街には人が多く、店も夜遅くまで開いているため、深夜の事件事故が増えている。各家庭での門限を決め、実行していくべきです。心の隙間が事故につながっている。生と死、命について考え直すべきではないか。」との主張がなされました。
また、父母を代表して上地智枝子さんと翁長享さんからは地域の状況と体験が紹介されました。
終わりに、村婦人会を代表して島袋恵子会長より大会宣言が読み上げられました。
その後、村内の街頭パレードを実施し、青少年の健全育成を訴えました。