平成十一年度行政懇談会 揃てぃ語らな我したユンタンザ
村民の皆さんとむらづくりについて活発な意見交換の場つくろうと、八月十一日から二十日の間に小学校区毎に五回に分けて行政懇談会が開催されました。
会場となった、総合福祉センター及び中央公民館では、これからの村政のあり方等について村民の皆さまと膝を交えて、地域との対話が図られました。
主催者あいさつで、安田村長は「就任して一年半になり、村民の皆さんが何を感じ、何を望んでいるのかを、お互い肩を張らずに和やかな雰囲気の中で、この行政懇談会を進めていきたい。この場には部長・課長らも参加しておりますので忌憚のない意見・要望を出してください。」と述べました。
引き続き、島袋強総務部長より平成十一年度総予算約一六〇億円の会計別の予算説明及び平成十一年度の主要事業について説明がなされました。
①自治功労表彰式典事業 ②行政無線放送施設 ③乗用自動車(タクシー)利用料助成事業 ④比謝スポレク施設事業 ⑤セーラの森公園整備事業 ⑥公衆トイレ建設事業 ⑦喜名小学校新増築改築事業 ⑧古堅中学校ナイター建設事業 ⑨市民リフレッシュ農園 ⑩読谷村診療所機能の拡充(老人デイケアサービス開設) ⑪介護保険準備事務
役場側からの事業説明後、フロアからは、直接地域に関わる質問が相次ぎ、村長・助役や部長・担当課長より経過説明及び対応策等について詳しい説明がありました。
話し合われた主な内容は左記の通りです。
◎行政無線の範囲について ◎市民リフレッシュ農園の設置について ◎図書館の図書の充実について ◎児童館建設について ◎比謝川沿岸の整備について ◎陸上競技場の早期建設について ◎大添地区の浄化槽について ◎県道六号線の渋滞緩和策について ◎小学校での英語教育について ◎座喜味城の文化遺産登録に伴う景観整備について ◎行政区改善審議会の設置について ◎行政区加入手続きについて ◎県道の緑地帯を含む周辺の美化運動の推進について ◎横田屋ニュータウン周辺の環境整備について ◎海洋療法健康増進施設の進捗状況について ◎喜名小学校校舎建設に伴う通学路や施設配置について ◎給食調理場のセンター化に伴う地域コンセンサスについて ◎文書配付の省力化ついて ◎土地改良地区の換金度の高い作物奨励について ◎宇座グスクを墓地公園指定 ◎海岸地域の環境整備による活性化ついて ◎村の情報公開について
今回多くの質問・提言が寄せられ、その総括の中で、執行部としては、どれも重要な提言であり、施策・財政上の問題や制度面の利用等の検討課題はあるものの、そこに優先順位を決め、その事業化に向けて最大限の鋭意努力を払っていく所存であり、また、村民の皆さんには引き続き積極的に読谷村の村づくりに頑張っていきましょう。とまとめ、有意義な懇談会となりました。