上地栄子さんが色紙絵展
あめの あとには かならず にじが でるよ
待ってる 待ってる いつか走れる 日が来ると
読谷村中央公民館ホールにおいて八月十三日から十五日までの三日間の日程で、上地栄子さんの色紙絵展(同実行委員会、山内徳信委員長)が開催されました。
上地栄子さんは儀間の出身、四十一歳のときにパワーリフティングを始め、翌年には全国マスターズチャンピオンを獲得、同年カナダで開催された世界選手権大会では堂々の世界ランキング七位を勝ち取りました。
また、平成七年にベンチプレス全国大会一般女子の部で第二位の栄冠に輝きました。
しかし、その二年後の全国大会中に予期せぬ脳幹出血に倒れてしまいました。
失意の闘病生活の中、子供たちに励まされ、第二の人生への挑戦として水彩画を始めました。その色紙を同じ障害を持つ者に贈り、心の支えにしてきました。
オープニングに臨んだ山内実行委員長、安田村長、山内嘉平身体障害者協会会長等から「素直な気持ちで描かれ、力強い」「ハンディの中にあって健常者の方がかえって励まされる」「もっと展示会の機会をつくって欲しい」「絵本を出版して欲しい」との声が聞かれました。