読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1999年10月発行 広報よみたん / 8頁

一人で悩まないで、みんなで子育てしよう!

一人で悩まないで、みんなで子育てしよう! ~ニコニコママとパパのつどい~

 平成十一年八月十日、生き活き健康センター二階ホールにおいて健康共生課主催の「にこにこママとパパのつどい」がもたれました。
 あいにくの雨模様で参加した親子は三組と少なかったものの、アットホームな雰囲気で和気あいあいと二時間程を過ごしました。
 先輩ママの知花恵子さんと子供たちによる紙芝居、ブラックシアター、フランネル、絵本の読み聞かせ等々盛りだくさんの内容でした。動く紙芝居には赤ちゃんたちも目を輝かせ、知花さんからは「絵本は子供の想像力を引き出すすばらしいもの。テレビを見せたら楽だけど、テレビのスイッチを切っていい絵本をたくさん読んであげてほしい」とのお話がありました。
 おしゃべり会では、夫婦共に村外出身であり、頼る実家が遠く、近くに知り合いや友人が少ないことから子育てに対し「どうしてらよいのかわからないことがある」という声も聞かれました。核家族化が進み、共稼ぎが多く、仕事をしていない子育て真っ最中の親子はアパートで二人きりという状況が多くなっています。そのために社会から取り残されたような気持ちになったり、今の生活に満足できなかったりすることがあるけれど、そういう思いになるのは自然なこと。自分を責めないで夫の協力を得てリフレッシュしたり、子育て中の友達をつくって悩みを共有し、決して一人で抱え込まないことだとみんなで話し合いました。
 各地域には母子に関する行政とのパイプ役を担っている二十一人の母子保健推進員がおります。また、各村立保育所では毎週水曜日の午前中、保育所に通っていない親子が遊んだり親同士の情報交換ができるように、園庭開放や子育て相談をしています。健康共生課には保健婦が常勤しており、電話・来所相談なども随時行っています。
 一人でも多くの若い親たちが「読谷村で子育てしてよかった」と思えるような村にしていきたいと努力しています。
 次回の「にこにこママとパパのつどい」は平成十二年二月三日に予定しています。どうぞ気軽にご参加ください。
(保健婦 比屋根美千代)
役場健康共生課 電話:九八二ー九二一一

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。