裁判所の競売物件について
裁判所の競売物件は、一般の物件に比べて安価であることが魅力ですが、明け渡しの不確実性や代金を支払うまで建物の中を見ることができないなどの不安材料もあります。平成10年の民事執行法改正により、銀行などのローンを利用することが可能となり、一般の方であっても、入札に参加しやすくなりましたが、入札は自分の判断と責任で参加するものですから、あらかじめ情報を集め、十分に検討した上で、これに参加することが必要です。競売物件に関する情報は、(新聞広告、不動産情報誌などに提供されていますが、入)札に参加する場合には、実際に裁判所に行き、現況調査報告書等のいわゆる3点セットを閲覧することが重要です。