読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1999年11月発行 広報よみたん / 3頁

海外移住者子弟研修受入事業協会総会が開催

海外移住者子弟研修受入事業協力会総会が開催される

 去る、九月一日に平成十一年度海外移住者子弟研修生受入事業協力会の総会が開催されました。
 この海外移住者子弟受入事業は、海外移住者子弟の研修生を読谷村に受け入れ、各種学習や技術の習得及び村民との交流を通して社会の発展に寄与する人材を育成するとともに、移住国と読谷村との友好親善に資することを目的に平成五年より実施され、今年で七年目を迎え、合計十人を受け入れてきております。
 この事業は南米でも高い関心が寄せられており、皆さん研修後は若いリーダーとして頑張っております。
 今回来村した研修生を紹介します。
 阿波根ミリアン良枝さんは、ブラジルの出身で現在二八歳。今回の研修目的は主に日本語の教育方法(教師研修)で、琉球大学の後期聴講生として在籍しております。
 大城美智子さんもブラジル出身で、現在二一歳。日本語と琉球舞踊の習得に頑張っております。
 ボレショ比嘉フロレンシアさんはアルゼンチンの出身で現在一九歳。初めての三世受入となりました。日本語及びマーケティングを琉球大学の後期聴講生として在籍しております。
 既に三人は七、八月に沖縄入りしており、ヒスパニックセンターにておいて日本語、コンピュータの研修を終了しており、また、地域では島太鼓研修、渡慶次エイサー参加等を体験をしており、村内の各種行事にも積極的に関わっております。

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