読谷まつり ー21世紀へはばたくよみたん 人間・文化・産業の花咲く村づくりー
この誇り高き伝統文化と創造の息吹を 未来へ引き継ぐために!
優れた郷土の伝統文化を継承するとともに、新しい文化創造と活力ある産業の発展を期し、あわせて村民の意識の高揚、相互の融和と親睦をはかることをめざし、「第25回読谷まつり」(同実行委員会)が11月6日、7日の両日にわたって行われました。今年は、村内外から延べ15万人(出演・出場者、5千人)が訪れ、連日大賑わいとなりました。
初日は、村内小・中学校児童生徒による集団演技の他「しまうた」、読谷高校ダンス部の「創作ダンス」など多彩に演じられました。
また、多目的広場では2回目のまつり闘牛大会と山羊オーラセーが開催されました。
大ステージでは総勢300人余による村内古典音楽愛好者による赤犬子琉球古典音楽演奏会があり、始祖「赤犬子」の魂が蘇りました。
7日には、ちびっ子相撲大会やレディースゲートボール大会、読子連・老人会の団体演技、古堅中学校吹奏楽部のマーチング。ステージでは「受け継ごう、読谷(ふるさと)の心」をテーマに子供たちによる棒術や獅子舞、琉舞など多彩。
夜のとばりが下りる頃、たいまつがともる中、ロマンと勇姿を再現した、大交易時代の創作「進貢船」がまつりのフィナーレとなり、出演者と大観衆が一体となりました。
進貢船で中国との交易を先駆けた泰期。
三線歌謡の始祖・赤犬子。
先人達の知恵と勇気を誇りに今、村は活力に満ち溢れている。