読谷村文化センター鳳ホールプレオープン
響け!メロディー
第5回子供芸能祭
文化センターのプレオープンとして10月9日に「響け!メロディー」、10日には「第5回子供芸能祭」が開催されました。
「響け!メロディー」と銘打って行われた音楽祭は、村内の三ピアノ教室、バイオリン教室等に通う子供たちが出演して、日頃の練習の成果を披露。美しい調べで会場に詰めかけた500人余の子供たちや父母、音楽関係者を魅了しました。
今回の出演団体は比嘉ピアノ教室・読谷中央幼稚園音楽教室・ミュージッ子センター・上地美也子指導・上地ちあき指導・屋宜バイオリン教室・東江貴子・クラウスフンケ指導から124人の児童生徒が参加しました。
開演に先立ちあいさつに立った、伊波清安教育長は「村民待望の文化センターが完成いたしました。この鳳ホールの使用開始が村内の子供たちからということで、今後、この文化センターを文化の殿堂として情操教育活動に寄与できますことを期待します。」とあいさつ。
演奏会は一部、二部構成で、幼稚園生のアンサンブルに始まりピアノ・エレクトーン・バイオリン演奏等15曲が演奏され、最後に全員でキロロの「長い間」を歌いフィナーレとなりました。 また、翌日の10日には「第5回こども芸能祭」が開催されました。
これまでこのこども芸能祭は座喜味城跡の特設会場で開催されてきましたが、屋外ステージということで天候に左右されることもあり、今回から安心して開催できると、関係者を喜ばせております。
あいさつに立った、岳原宜正文化協会長は「今日は立ち見席がでるほどで、このように館内で開催できることはすばらしいことです。昨日の「響け!メロディー」も大変レベルの高いもので、今日は「執心鐘入」等の公演があり二十一世紀にはばたく子供たちを前に期待が膨れます。」とあいさつ。
こども芸能祭は第一部として「組踊 執心鐘入」が演じられ、聴衆は大人顔負けの演技にビックリしていました。
この執心鐘入の公演の立方指導には嘉手苅林一氏(国指定重要無形文化財「組踊り伝承者」)と山城亜矢乃さん(県立芸術大学卒、渡慶次出身)があたり、芸術性の高い公演となりました。
第二部では空手演舞、太鼓演奏、上り口説、四つ竹、谷茶前、湊くり節、鳩間節が踊られ、立ち見席のできた会場いっぱいのお客さんを魅了しました。
ゆたさある 風水 優る肝心 咲き誇る文化や 村の指針
鳳計画※図のため原本参照。
10月末の村人口※表のため原本参照。