文化センター落成式典を挙行
「文化の殿堂」読谷村文化センターの落成式典及び祝賀会が、関係者600余人が列席するなか挙行されました。
ふれあい広場では読谷高等学校ダンス部の華麗な演出、勇壮な島太鼓の演奏でオープニングを盛り上げ、村内小中高の生徒代表16人によってくす玉割が割られました。
テープカットに臨んだ安田慶造村長、伊波清安教育長、儀保輝和議会議長、岳原宜正文化協会長、玉城秀昭老人会副会長、島袋恵子婦人会長、松田健青年団協議会長、社会福祉協議会から三石セツ子さんが思いを込めてテープにハサミが入れられました。
その後、会場を鳳ホールに移し、落成式典が行われました。式辞に立った安田村長は「平成9年の『自治の殿堂』役場庁舎に続き、『文化の殿堂』がいよいよオープンを迎えるわけですが、『自治・文化』の拠点建設に至るまでの道程は決して容易なものではありませんでした。読谷飛行場問題解決のため、それこそ昼夜の別なくご奮闘くださいました村民各位の大きな力が、本日の喜びの日となったものです。」と感謝の意を表しました。
式典では文化センターの完成にあたりその功労者に感謝状が贈呈されました。
先に感謝状を受けたのは山内徳信前村長で、「幾多の道のりを乗り越え、飛行場問題の解決に尽力しました。」と読み上げ、堅い握手でその喜びを表現しました。続いて当真嗣清前助役、鳳ホールの緞帳で比嘉健氏、紅型幕で人間国宝の玉那覇有公氏や工事関係者等に感謝状が贈呈されました。
祝賀舞台では文化協会による古典音楽演奏、かぎやで風、コーラス、日舞が披露され、読谷高校ダンス部が創作ダンス、村婦人会による琉球舞踊と式典を盛り上げました。
引き続き、ふれあい広場では祝賀会が開催され、来賓の方々を含めて読谷の文化ムラづくりについて、時の経つのを忘れて語り合いました。
【確認済み】