こけら落とし
琉球芸能鑑賞会「~東立つ雲~」
文化センターの落成を記念して11月27日、鳳ホールにおいて村内の琉舞研究所の粋を集めて、琉球芸能鑑賞会(琉舞道場10か所、出演者460人余)が開催されました。
鑑賞会は「東立つ雲」と銘打ち、琉歌の「あがり立つ雲 世果報しゆくる 遊びにゆくゆる はたちみやらび」から採ったもので、その歌意は、東の空の明け雲は、美しく輝いて豊年を予祝し、豊年踊りの準備をする乙女たちの笑顔がはじけるというもの。
読谷山岳に昇る朝日を受け、まさに今、読谷村を表す「鳳」が21世紀に羽ばたく姿を表現しています。
会場には古典芸能関係者や各字から多くの方々が鑑賞に訪れ、会場は満席となり、演目の一つびとつが終わるごとに歓声が飛び交いました。
舞踊では各琉舞研究所出演の「長者の大主」に、各琉舞研究所からの5演目が加わり、古典音楽斉唱、箏曲演奏、器楽演奏と続き、舞踊構成世果報の12演目のプログラムを終え、またとないこけら落としの鑑賞会となりました。