読谷村身体障害者協会結成35周年記念ハワイ旅行
読谷村身体障害者協会(山内嘉平会長)では、昭和39年結成以来自らの自立と社会参加を目標に活動を展開して来ました。
特に今年は35周年にあたり、7月に記念式典を行い、このたび記念事業の一環として、ハワイ旅行団(城間廣次団長)を結成し、去る11月14日から19日までの4泊6日のハワイ観光を楽しんできました。
このハワイ旅行は4年前から計画し、参加者23人は毎月旅費を積み立ててようやく「あこがれのハワイ」に行くことができ大変喜んでいました。
ほとんどの参加者は初めてのハワイに感激し、沖縄に似た気候、日系人特に県系人の多さに「沖縄にいるような感じだ」と驚いていました。
参加者の内8人が車イスでの移動でしたが、介助者や周囲の人の手をかり楽しく旅行ができました。ハワイではリフト付大型バス、段差のない歩道、障害者用トイレ、バリアフリーのホテル等障害者に対するハード面の整備がなされていました。また、現地の人も我々障害者に道をゆずったり、リフトでバスに昇降する間歩道がふさがれても笑顔で昇降が済むまで待ってくれたりと気持ちにゆとりとやさしさが感じられました。
ハワイは我々障害者にも楽園でありました。
旅行団一行は11月19日、ハワイに後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。 文・城間廣次(身体障害者協会)