男女共同参画社会を創る 「あやとりプラン21」を答申
男女共同参画社会の実現に向けて、12月8日に男女共同参画社会を創る読谷村行動計画「あやとりプラン21」が読谷村女性会議を代表して塩川信子さんらが安田村長に同プランを答申しました。
答申を受けた安田村長は、「これまで男女共同参画を推進してまいりましたが、こうして行動計画がまとまり感謝します。女性自身が社会参加への意欲をもってもらいたい。」と激励しました。
塩川さんは、「歴史の中で社会は常に男性中心にあり、女性は男性を押し上げる役割であった。昭和20年9月に女性が参政権を得て、以来男女平等意識に目覚めてきたところです。社会参加できる方向性を見いだしていきたい。この行動計画ができ職業問題等に立ち向かう器ができたので魂を入れていきたい。」と今後の取り組みに意欲を覗かせていました。
この計画を多くの村民に、より親しんでもらうために、名称を「あやとりプラン21」としました。
あやとりの「あや」は、読谷山花織の縦糸と横糸が織りなす紋様を意味し、縦糸が男性ならば横糸は女性、そしてその美しい図柄が素朴な中にも上品な輝きを醸しだしくれます。
また、「あやとり」は、子供たちに親しまれている遊びの中でも、睦まじく糸を取り合う姿は清らかで美しく、男性と女性、または人と人の協調性を表しています。
【校正済み】