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2000年2月発行 広報よみたん / 17頁

沖縄の美(3)読谷村立美術館収蔵品 読谷山花織綿衣

沖縄の美(3)読谷村立美術館収蔵品
 読谷山花織綿衣

 与那嶺貞作。1974年頃。木綿、紺地(琉球藍)、緯浮・緯絣。丈134㎝ 裄62㎝。
 作者の与那嶺貞さん、読谷村生まれ。1999年重要無形文化財「読谷山花織」保持者(人間国宝)に認定される。伝統技法を基に現代感覚を盛り込んだ作品を発表し、高く評価されている。
 この作品は、冬の晴れ着で伝統的琉球衣装の花織綿衣である。緯浮花織技法でジンバナ(銭花)、カジマヤー(風車)紋様を織りだし、インヌヒサー絣が併用されている。襟裏には小紋の紅型があてられ、着装時に表に現れる。
【校正済み】

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