読谷ボランティアの集いでシンポジウムを開催
平成十一年度よみたんボランティアの集いが一月十七日に総合福祉センターホールで開催されました。
この集いは、村社会福祉協議会及び、村ボランティア団体連絡会の主催によるもので、ボランティア活動団体三十九団体から関係者一三〇人余が集いました。
今回は介護保険制度が四月から開始されるとあって、県杜会福祉協議会の山内良章氏より「介護保険について」の基調講演があり、制度の概要や課題等を具体的な数字を示しながら述べました。
講演に続き「介護保険とボランティア団体」をテーマとしてシンポジウムが開催されました。
シンポジストとして演壇に立った民生委員・児童委員の津波晢子さんは、民生委員活動に触れ、地域と一体となり、「共生時代」を支援して、安心して暮らせるムラづくりを推進したいと、住民参加型のネットワークづくりを呼びかけました。
続いて、喜名福寿会の比嘉憲一氏は、平成元年八月一日から喜名区で始まったゆいまーる共生事業におけるボランティアの、これまでの歩みに触れ、現在、村内二十二行政区で六六九人がボランティ了に参加していることを紹介しました。
最後に役場健康共生課の上地正秀係長から村内高齢者の状況が説明され、行政として更にこの事業を強化していく旨説明がたされました。