第八回スリー語やびら沖縄口 くとぅばなさき
第八回「スリー語やびら沖縄口」が読谷村文化協会主催で開催され、約一〇〇人が豊かた沖縄口文化に触れました。
主催者を代表して岳原宜正会長は「年々参加者が増えている。文化の島、シマクトゥバを大切にしましょう。」とあいさつしました。
第一部は、「童んちゃー沖縄口大会」として、村内小中学校の生徒が自己紹介や昔話等を披露しました。
同大会に参加したのは平田奈々(喜小四年)、東恩納聖透(読小二年)、山内優哉(古南小四年)、上間雅士(同)、下西健矢(同)、大城宏伸(同)、幸喜良介(同)、新垣龍太(同)、宮城運生(喜小五年)、屋宜菜々(読小六年)、知花博(読谷中三年)、當真嗣樹(同二年)の十二人でした。日頃は方言を話さないため、しどろもどろになる場面もあり、会場からは「頑張って」と声がかかるなどなごやか雰囲気でした。
その中で、宮城運生君は「二十一世紀のワッターシマ」と題して流ちょうに、世界中に沖縄口、チャンプルー文化を広めようと、熱弁をふるい、読谷村の文化活動や、指針を身振り手振りで表現し、聴衆を沸かせました。
第二部は方言のベテラン勢から、「我にん語やびら」として、国吉トミ(大添)、新里正子(都屋)、喜名清吉(喜名)、波平正康(座喜味)の各位が日頃使いなれた方言で、思い思いに童歌を交えて、ウチナーグチの豊かな表現の模範を示しました。