読谷村教育発祥の地
喜名小学校に新校舎が完成
待ち望まれた、喜名小学校の新校舎が完成し、三月二十五日に新校舎・新体育館落成式典が同校体育館を会場に、教育関係者並びに父母ら二〇〇人余が集い盛大に開催されました。
旧校舎は二十年という歳月が経ち老朽化が見られることから、昨年五月に新築工事が着工されました。その間、児童らは建設工事のため、授業等で学校生活に制限が余儀なくされており、関係者の喜びもひとしお。
式典で新里紹次郎校長は、「この喜名小学校は昭和二十三年に創立され、馬小屋校舎からレンガ校舎と変遷し、この新校舎は学校沿革史に残る記念すべき事業となります。」と喜びを述べました。
続いて、伊波清安教育長は、「この校舎は、県内外のいい学校を参考にして建設されました。五〇年後でもモデル校舎として評価されるでしょう。」と祝辞を述べました。
また、児童を代表した楚南兼律君は、「校舎ができるまで毎日ながめていました。瓦が屋根にのり、その姿があらわれた時、とてもうれしかった。中はあまりにも広く、迷路のようだった。ワークスペースもあり、天井も高くて、わくわくしました。」と新校舎で過ごした三か月間を振り返りました。
祝賀余興では先生方や父母らによる余興に加え、迫力のあるPTAサークルパーランクー隊「白龍」のみんなで会場を盛り上げました。