読谷村村木選定委員会
村木・花木を答申
村木:フクギ
花木:イッぺー
昭和六十一年四月五日に、村花として「ブーゲンビレア」、村木として「イヌマキ(方言名、チャーギ)」が制定され、公共施設等で緑化樹種として植栽され、久しく村民に親しまれてきました。
しかし、村木のイヌマキについては害虫の「キオビエダシャク」が近年大量に発生し、村内の老木を含む多くがその食害により枯れてしまいました。また、薬剤散布等の効果も得られず、屋敷林としても敬遠され、伐採されることも多く、村民より村木の見直しの要望が多くありました。
これを受けて、平成十二年二月十八日に「読谷村村木選定委員会(儀保輝和委員長、委員二〇人)」を発足させ、検討を重ね、このほど意見を集約して答申をまとめるにいたりました。
三月十五日、儀保委員長より安田村長に答申書「読谷村村木及び花木選定について」が手渡されました。
答申書では、村木を「フクギ」とし、新たに花木として「イッぺー(コガネノウゼン)」が示されました。
また、選定作業の中で推薦された樹種の中から推薦木として「クロキ」「マツ」「シャリンバイ」が、そして推薦花木として「ホウオウボク」「サクラ」が奨励樹種として推薦されました。