サミット歓迎「村民劇場」、ヤチムン体験等を企画
いよいよ七月二十一日から二十三日までの間、九州・沖縄サミットが開催されます。
その取り組みを進める読谷村サミット推進会議(会長:安田慶造、役員二五人)の二〇〇〇年度総会が四月二十日に開催されました。
あいさつで安田村長は、「サミット開催まで百日を切っております。村内の県道整備も済み、村内のライトアップも三億円余をかけています。今後のサミット関連事業についても引き続き皆さんの力をかしてください。」と協力を仰ぎました。
総会では一九九九年度事業報告(クリーンアップ事業等)、決算報告及び二〇〇〇年度予算案、事業計画の四件の議案が提案され、全会一致で可決されました。
その中、本年度事業計画としてクリーンアップ事業、花いっぱい運動事業、サミット記念村民劇場「大北」上演事業、絵皿制作事業、ヨミタンまるごと紹介事業、関係省庁等要請行動事業等が取り組まれることになりました。
読谷村内のホテルに宿泊することが決まっている欧州連合(EU)、ドイツ、イタリアの首脳関係者をお迎えするにあたって、村の歴史・文化を紹介する機会を作ろうと目玉事業を企画しています。
一つは、今年二月二十七日、文化センター鳳ホールで上演して好評を博した村民劇場創作歌舞劇「大北」の上演です。
これは読谷村の歴史的素材をモチーフにしており、そのストーリーの中で各国国賓の歓迎の宴に伝統芸能に加え、各国関係者にも出演してもらおうというもので、サミット版「大北」の上演を企画しています。
また、ヤチムンの里、読谷をアピールして記念絵皿作成(陶芸体験)もホテルの一角にコーナーを設け、後日、展示会も開催予定しています。
他に読谷村内を周遊する読谷探訪バスツアー(四回)も行われます。
各国首脳を心を込めて読谷村にお迎えしましょう。