読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2000年6月発行 広報よみたん / 4頁

むら咲まつり ユンタンザ産業フェア

むら咲まつり ユンタンザ産業フェア

 第十三回ユンタンザ産業フェア「むら咲まつり」(主催、ユンタンザ産業フェアむら咲まつり実行委員会)が四月二十九日、三十日の両日、「琉球体験王国・むら咲むら」で開催されました。
 同まつりは、物産展を通して地場産業と商工業の振興、新たなビジネスチャンスの創出、魅力と活力にあふれた地域づくりを基本理念に開催され、村の特産品が一堂に集められるとあって村内外に広く知られております。
 今年は特に「むら咲むら」がオープンし、観光産業の振興による活力ある読谷村づくりをテーマとしました。
 二十九日には、むら咲むらシンポジウムが開催され、第一部として、名桜大学観光産業学科の小濱哲教授により「沖縄観光の将来とこれからの観光ビジネス」と題して基調講演がなされました。
 第二部では、「地域は観光ビジネスをいかに展開していくか」と題して討論が展開されました。
 二部の討論には、琉球新報の屋良朝男中部支社次長がコーディネーターを務める中、小浜教授をはじめ、ホテル日航アリビラの忍田昌一専務、役場から石嶺傳實課長、琉球インフォメーションセンターの寄田勝彦代表、(株)ユンタンザから大城勝哲社長、(株)読谷ククルリゾート沖縄から国吉眞哲社長が参加、基調講演を受けて、それぞれの立場から、読谷村の観光産業について活発な討論が展開されました。
 会場では紅イモをはじめとする農産物や黒糖、焼き物、読谷山花織、琉球ガラスなど特産品が安価で展示販売され、買い物袋をもったお客さんでごった返していました。特に、今回は体験ゾーンとして「芸術村」がオープンし、ヤチムン、琉球ガラス、カンカラ三線づくり、ミニチュアクラフト等の工房がそれぞれ店舗として入居しており、手作り体験ができるとあって人気を集めていました。
 ステージでは、歌舞劇団「花やから」やユンタンザ歌の会の歌謡ショー、ひがけいこと島太鼓ライブ等はお客さんが通路側にあふれるほどで、人気を博していました。

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