読谷診療所に小橋川医師が着任
読谷診療所の医師が二人体制になりました。
読谷村診療所は、一九七八年に開所して以来、村民の健康維持増進に努め、一九八一年からは「人間ドック」もスタートし、さらに一九九九年六月には老人デイケア施設も開所しました。年々外来の患者さんも増え、一日平均で一一〇人余の来所がある状況のなか、村民医療の充実のため、関係者より長く医師の二人体制が望まれていました。
五月十一日、小橋川悟医師の辞令交付が村長室で行われました。
安田村長は、「小橋川先生を迎えることが実現できてうれしく思います。玉城修先生と役割分担をして頑張ってください。今後とも医療面での機材・器具の充実に努め、診療所のいい環境づくりを図っていきます。」と歓迎の喜びを述べました。
辞令を受けた小橋川氏は、「医療に全力を尽すのは当然ですが、コミュニケーションも大切と考えています。一日でもはやく村民との信頼関係をつくっていきたと思います。」と抱負を述べました。
さらに、役場ロビーであいさつに立ち、「伊良皆出身で、現在三十八歳。地域医療を専門とする自治医科大学を卒業後は離島医療に五年、都会的な暮らしから離れていました。読谷の医療に貢献したいので、温かく見守っていただきたい。」と着任のあいさつを述べました。