読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2000年7月発行 広報よみたん / 6頁

ラグビーフットボール協会を発足

ラグビーフットボール協会を発足

 「小、中、高校から社会人まで一環した指導方針のもと、総合的・組織的にラグビーの振興を図る」として、五月十三日に、読谷村文化センターで「沖縄県ラグビーフットボール協会読谷村協会」の設立総会が開催されました。
このラグビー協会に発足に当たっては、読谷高等学校ラグビー部OBが中心に準備委員会を作り温めてきたもの。
 初代会長に就任した新垣善春氏は、「試合中は激しくぶつかり合うが、ご承知の通りホイッスルの合図とともの『ノーサイド』となり、互いの健闘を讃え合う、極めて紳士的なスポーツです。この協会発足に当たって、微力ながらラグビー人口の底辺拡大と普及に頑張ります。」と就任の抱負を述べました。
 本村でのラグビー競技の芽生えは復帰前の昭和四十五年、読谷高等学校へラグビー部が設立されたのにさかのぼります。以来、後輩らに受け継がれ、県下で多くの優勝を果たした歴史があります。
 読体協においては、平成元年に非採点競技大会が開催され、翌年から正式種目となり、中頭大会でも二回の優勝経験があります。
 また、平成七年にはタグラグビーの普及を図り、読谷村少年ラグビースクールも開設され、読谷中学校には今年から同好会が発足、底辺の拡大が図られています。
 市町村で、ラグビー協会が設立されるのは初めてのことで、今後の活動が期待されます。

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