第十六回残波まつり
今回、十六回目を数える残波まつりも、年々多彩なプログラムで盛り上がりをみせており、多くの村民が海のカーニバルを楽しみました。
この「残波まつり」の目的は、村内経済の活性化をめざし、文化村づくりに寄与しょうと、読谷村、読谷商工会、JAゆいな読谷支所、読谷村漁業協同組合、読谷山花織事業協同組合を構成団体として実行委員会が組織され取り組まれています。
六月二十四日のオープニングセレモニーで安田村長は、「今回は特設ステージをビーチに移して設置しました。海を前に各々楽しんでください。」と残波まつりの開会を宣言しました。
続いて、夕日が西の海に沈む最高のロケーションの中、海をバックに設けた特設ステージでは、県外、海外で活躍するひがけいこ&島太鼓による「沖縄の新しい歌・連弾太鼓」を皮切りに開演しました。
また、華やかな衣装に身をまとった林美怜と台湾婦人会による「台湾の民俗舞踊」、おなじみのでいご娘による「マリンブルーの島うた」、フィナーレに珍々VVによる「驚異のさんしん漫才」では会場に詰めかけた皆さんの笑いを誘っていました。
翌二十五日には、メインイベントの海上ハーリー大会が開催されました。
ハーリー大会には、女性チーム二チームを含む三二チームがエントリーし、予選一一レースが展開されました。決勝戦の結果、「残波」に乗り込んだバイキンマンA(代表者、仲村実)が四分四十四秒の好タイムで優勝を果たしました。二位は、タイム四分四十九秒で入った「大北」の知花アルミ工業(同、知花勇人)、また、「泰期」のリファイン読谷・インテリア(同、大城泰夫)がタイム五分十二秒で三位入賞を果たしました。表彰式では優勝旗や各種副賞が手渡され、応援団から盛んな拍手を送られました。