読谷の里で夏祭りを楽しむ
第三回読谷の里 夏まつりが、七月二十八日に入所者の家族や福祉関係者四〇〇人余が集い、施設内ホールで開催されました。例年は中庭にやぐらを仕立てて行われている夏まつりですが、あいにくの台風の余波でホールに会場が移されました。
主催者を代表して森岡斎四郎理事長は、「この読谷の里も今年で五周年を迎えます。民生委員をはじめ学生の皆さん現在ホーム入所者一〇〇人、デイサービスに一五〇人が登録しており、一日四〇人程がサービスを受けております。介護保険もスタートして職員一同沖縄一の施設を目指して頑張っています。」とあいさつ。
安田村長は、「福祉法人施設ができても、職員だけではどうしようもない、ボランティアの皆さんの支えで、施設が生かされます。介護保険の実施にあたっても、社会福祉協議会、生き活きセンターの実績があり安心しています。皆さんもいつの日かお世話になるのですから、地域の人たちが支えて初めて沖縄一の施設となります。家族の皆さんも足しげく出入りしてコミニュケーションを図ってください」と励ましの言葉を述べました。
ステージでは、のぐさ保育園の太鼓ばやしで幕開けし、日頃福祉活動で頑張る民生委員の皆さんによる「民生委員音頭」、饒辺愛子ショーで華やぎました。また、楚辺青年会八〇人余による勇壮なエイサーが会場いっぱいに披露されました。
家族会による抽選会では、豪華景品が当たると歓声があがり楽しい夏まつりとなりました。