読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2000年9月発行 広報よみたん / 8頁

美術家同志が芸術交流

美術家同志が美術交流

 読谷村立美術館では、第五回済州道・沖縄県美術家連盟合同交流展が、八月五日から十九日までの日程で開催されました。
 沖縄県美術家連盟と韓国美術協会済州道支会は五年前から美術交流を続けており、今回美術館の開館十周年を記念して展示会が実現しました。
 オープニングセレモニーには済州道側の十一人を含む出展者多数が参加して行われました。
 韓国美術協会斎州道支会の金千煕支会長は、「新しい千年紀を迎え、読谷村で同展が開催されることは意義あることです。この交流展を通じて韓日両国の作品の特性と造形性、そして芸術追求の方向を互いに感想でき、両国間の友好増進の一助となります。」と述べました。
 沖縄美術家連盟の川平恵造会長は、「斎州道と沖縄県は、地理的、文化・歴史的にも類似点が多く、特異な島文化を形成しています。島文化にこだわり、世界へ発信することを合い言葉に、実りある交流展にしましょう。」とあいさつを述べました。
 村側からは安田村長、伊波教育長、宮城館長から歓迎のあいさつが述べられました。
 フロアには韓国側から四十三人の絵画・書・彫刻等の作品が展示され、県側からは村内美術家三人を含む、著名な四十三人が力作を寄せ、盛況を博しました。

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