国民年金は安心できる生活の社会資本
私たちの生活に身近な年金ですが、受給世代でないとなかなか実感がわきません。
国民年金などの社会保障制度は、個人の日常生活や長い一生の間に起きる様々な危険から我々の生活を守り、安定した生活が送れるようにすることを目的としています。そのため、発展するように、制度の拡充や改革を行ってきました。
こうしたことにより、我が国の国民年金制度は確実に実績を上げてきており、国民生活の安定や生活水準の向上、貧富の差の縮小、個人の自立支援や家庭機能の支援、さらには経済の安定的発展のために貢献してきました。
現在では年金制度に限らず、各社会保障制度は全ての人々の生活の中で重要な役割を担っており、私たちが日常生活を送る上で不可欠なものになっています。
年金などの社会保障制度があることによって、私たちは日常生活や経済活動を円滑に営むことができ、また、活力ある経済社会を維持し、人々の活動を支えているのです。
このような役割を持つ公的年金などの社会保障制度は、道路や鉄道などの交通網、上下水道や公園などの公共施設、警察や消防、教育などと同様に、私たちの生活に不可欠な基本的要素である国民生活における社会資本と位置付けることができます。
国民年金などの社会保障制度は、全ての人々によって支えられており、今後とも私たち皆で支え合い、強化していく必要があります。これは社会連帯の考え方が基本にあって成り立つものです。
社会連帯意識が稀薄になるのを防ぎ、意識を強化・維持していくためには、国民一人ひとりがこれからも国民年金の仕組みや役割をよく理解することが大切です。
問い合わせ
役場保険年金課国民年金係
℡九八二ー九二一二