有珠山噴火被災アイヌコタンチャリティーコンサート
八月一八日、読谷村文化センターのふれあい広場において、北海道有珠山噴火被災アイヌコタンへのチャリティーコンサート(主催、同実行委員会)が開催されました。
有珠山の噴火で約一万人が避難し、その内約千人がアイヌの方々でした。その被災地に全国各地から救援の手が差しのべられる中、沖縄からアイヌコタンに「ゆいまーる」を届けようと、このコンサートが企画されました。
屋外ステージでは、渡慶次獅子舞、上地流空手と波平棒の演武、華やかなフィリピンダンスなど見応えのある演目が次々に披露されました。また、海勢頭豊さん、まよなかしんやさん、会沢芽美さんの歌声にも盛んな拍手が送られました。また、アイヌ側から民族衣装に身を包んだ二十二人がアイヌ民族舞踊を披露し、フィナーレでは芝生に円陣を作りアイヌのポロリセムとカチャーシーを一緒に踊り、にぎわいました。