ホームステイに行って
読谷中学校 伊波大輔
僕は、夏休みの間、アメリカのシアトルという所に行きました。行こうと思った理由は、とにかく一度外国に行きたかったからです。
ホームステイに行くと決まってから、僕はアメリカの事を想像してみました。でも、想像しようと思ってもあんまりできなかったので、「まあ、とにかくすごいんだろうな。」と思い、出発の日を待ちました。
とうとうその日になると、ちょっとこわくなっていましたが、飛行機に乗って、十時間もかけてアメリカに行きました。僕は、アメリカという所は日本とはまったくちがうぶっそうな所と思っていたけど、べつにみんなふつうで、いい所でした。そして空港からバスでホストファミリーが集まっている所へ行きました。僕はドキドキしながら自分のホストファミリーをさがして、へたくそな英語であいさつをしました。すると、以外にも通じて、なんとかしゃべる事ができました。ホストファミリーとの対面後、みんな各家庭へ行きました。僕がとまる家のある所は、あたりが木にかこまれていて、いなかでした。そして、その夜、デインという一七歳の息子と、CDを聞きました。僕が日本からもって来たCDを彼はとっても気にいってくれたし、僕も彼がもってきた曲が気にいって、音楽を通じて、いいコミュニケーションができました。僕は、「音楽には国境がないんだなあ。すばらしいなあ。」と思いました。
次の日は、デパートみたいな所へ行きました。なんだか変なものがたくさんで、ゴムでできた魚がうねうね動きながら歌を歌うヤツとか、シュミの悪いカツラとかいろいろ変なものを売っていました。
アメリカという所は、とっても広くて、大きい所でした。広々としているし、ハンバーガーはでかいし、高速道路は六車線あるし、そしてなにより人々の心が広いな、と思いました。こんなでかい所にいると、自分まででっかくなった気持ちで、大人になった気分でした。アメリカはやっぱり最初想像していたようにすごい所でした。ホストファミリーと僕はアメリカに行って、何が変わったかというと、はっきり言ってまだわかりません。大人になったら、このホームステイで学んだアメリカの文化やアメリカでの経験が必ずやくに立つと思います。とにかくアメリカに行ってほんとうによかったと思います。
僕がアメリカに行くのをゆるしてくれた親や、ホストファミリー、そしてお世話になった多くの人に感謝したいと思います。この1か月は本当に最高でした。