まーみなーコンサート二〇〇〇
「シーサーとぞうと子どもたちinよみたん」
「二十一世紀へ子どもたちの新しい風が吹く」として十二月九日、文化センター鳳ホールにおいて「まーみなーコンサート二〇〇〇」(同実行委員会)が二部構成で開催されました。
第一部は歌舞構成で、渡慶次子ども獅子舞クラブの「博報賞」受賞記念作品の「シーサーとともにニライの海へ」(作・演出 小橋川清弘、音楽・会沢芽美、獅子演技指導・玉城安徳)を上演しました。これは、獅子の目を通して見た沖縄の文化と歴史を表現し、さらに未来へのメッセージを獅子舞クラブの新しい世界への歩みを表現しました。
第二部は合唱構成で、会沢芽美さんの指揮で「ぞうれっしゃがやってきた」が上演されました。この作品は戦時中、各地の動物園で次々と動物たちが殺されていく中、関係者の努力で名古屋の東山動物園にだけ二頭の象が生き残り戦後、その象を見たいと各地より子供たちの夢を乗せた特別仕立ての「ぞうれっしゃ」が名古屋にやってきたことを合唱構成に仕上げたものです。新城幸子(ソプラノ)、前川佳央(バリトン)を中心に村内保育園児、小学生及び父母や南ヌ風合唱団の歌声で平和の願いを高らかに歌いあげました。
また、今回は柳沢明朗さん他十五人の友情出演を含め総勢四十人余の皆様が県外より駆けつけコンサートを盛り上げました。