読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2001年1月発行 広報よみたん / 13頁

第5回よみたんガイド講座修了

第五回よみたんガイド講座修了
 「村民皆ガイド あなたの思い よみたんの心 語ってみませんか?」をキャッチフレーズに十一月一日から十九日までの間に講座五回をもって開催されました。
 講座の内容は、読谷村の「歴史・文化・産業・風土・自然・伝統工芸・平和問題等」を学ぶことで私たちが暮らしている地域を再確認し、誇りに思い、多くの方々に語ってもらうことでよみたんファンを増やしていくことを目的にしています。
 第一回目は、知花邦夫商工水産係長によるオリエンテーションに始まり、「読谷村のむらづくりについて」長浜功勇読谷飛行場転用推進課長が説明し、むらづくりの原点が軍用地返還にともなう跡地利用にあったことや読谷補助飛行場の経緯や跡地利用計画について話されました。続いて「平和を創造する村について」城間康彦企画分権推進課(平和行政担当)より戦中戦後の読谷村のこと、平和への取り組み等が解説されました。
 第二回目は、「ゆんたんじゃの歴史・文化財等について」読谷村文化協会歴史民俗部会の源河朝法氏から世界遺産に登録された座喜味城跡や比謝矼について詳しく説明がなされました。続いて「伝統工芸(読谷山花織・やちむん)について」、新垣隆読谷山花織事業協同組合理事長と神谷嘉栄読谷村陶芸研修所指導員からそれぞれの歴史、復興、製作方法等について説明がなされました。
 第三回目は、現場実習パート1として十一月十二日に村内の史跡・戦跡巡りを実施しました。その際、前回の受講生が講師に当たり講座の成果をみることができました。
 第四回目は「観光・むらおこしについて」(株)ユンタンザ社長の大城勝哲氏から商工会の特産品の紅いもによる取り組みが報告され、観光の現状、むらおこしの今後の展開が説明されました。続いて「読谷の漁業・海洋資源について」読谷村漁業協同組合職員の山内卓氏より航空写真を用いて近隣市町村と読谷の海岸の状況、おいしい魚の食べ方等の説明がなされました。
 最終日の第五回目は、十一月十九日に現場実習パート2として村内の主要産業・伝統工芸・観光地巡りを行い、その後九人の受講生に修了証が手渡されました。
 受講生は今後それぞれ自分の住む地域や職場、あるいは過去の修了生で組織する「よみたんガイド」として村内を訪れる多くの方々へよみたんをPRする活動を行っていきます。
   商工水産課・知花正

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。