海外移住者子弟研修生報告会
南米の村人会との架け橋に
読谷村が平成五年度より事業開始した「読谷村海外移住者子弟研修生受入事業」の本年度の研修生、當眞ダニエル君(アルゼンチン)と新城盛博君(ブラジル)の半年間の研修が修了することから十二月十二日にその成果の報告会が行われました。
報告会で、松田重信会長は「ブラジル・アルゼンチンのリーダーとして活躍し、沖縄との架け橋になってください。」と激励しました。
安田村長は、「六か月間でこれだけ色々なことを習得する姿を見て感心します。先のアルゼンチン三〇周年式典でも見られましたが、県人会の一員として研修生がリーダーとして頑張っており、着実に南米との関わりが深まりつつあり、この研修生受入事業の大きな成果が見られます。」と述べました。
研修報告で、研修生の二人がすらすらと日本語で書いた研修報告(後述のワープロ原稿)を読みあげました。
また、三線の腕前も上々デパートリー五曲の中から「安波節」「華」「デンサー節」の三曲を演奏披露し、関係者を感心させ、盛んな拍手が送られました。うまく弾き終た二人はホットした表情で笑顔を浮かべていました。
また、会場には研修の成果として習字やヤチムン、コンピュータグラフィックも展示され、関心を呼んでいました。