挨拶
新 城 盛 博
私は新城盛博と申します。ブラジルから参りました。
本当は沖縄に来るのはちよっと心配でした。文化も違うし言葉もあまり出来なかったからです。
ずっと前からコンピュータについて勉強をしたいと思っていました。だから沖縄に来るチャンスがあったので研修に来ました。それにお父さんとお母さんが生まれた島を知りたかったからです。沖縄に着いてからびっくりしました。小さい時から話を聞いていましたけどこんなにきれいだと思いませんでした。
読谷村の皆さん、企画課の皆さん、担当の小橋川さん、この五か月間本当にお世話になりました。ありがとうございました。ホームステイの真栄城家の皆さん、息子のように面倒を見て頂いて、時間を作って沖縄のいろいろな所に案内して頂いて、本当に感謝しています。
この五か月はヒスパニック文化センターで勉強しました。そこでいろんなイベントに参加したり、各地を見学したりして、ホームシックになる時間もありませんでした。特に研修生のみんなと一緒に、ナンベーズという名前で生涯学習フェスティバルで「上を向いて歩こう」などを歌ったことはいい思い出になりました。
センターではいろいろなことを習いました。
日本語は真壁先生に教えて頂いていろいろ書いたり、読めるようになりました。
漢字:喜瀬先生のおかげで漢字をたくさんおぼえました。最初は大変だったけど、漢字を勉強して良かったと思います。
三線:比嘉先生に親切に教えて頂いて、この短い間に何曲も弾けるようになりました。
書道:最初は漢字がよくわからなくて大変だったけど、自分の名前が上手に書けるようになりました。
陶芸:沖縄の有名なシーサーやお皿などいろいろ作りました、シーサーは出来上がったら犬のようになってしまいましたが、とてもかわいいです。
そろばん:はじめて使ったけど、計算が早くできる様になって良かったと思います。
インターネット、写真:ハイメ先生から写真の技術やインターネットを教えて頂きました。
グラフィックデサインでは名刺の作り方を習いましたので、ブラジルヘ戻っても自分や家族の名刺を作りたいと思います。
スベイン語もダニエルから少し習いました。
真壁由香先生、喜瀬節子先生、ハイメ・モラレス先生、比嘉先生、冨着先生、山内先生、仲村先生、島袋ディアナさん、深田かおりさん、いろいろお世話になりましてありがとうございました。
沖縄ではたくさん友達が出来ました。ダニエル、フリエッタ、美代子、エディルソン、
ディアナ、リリー、テツオ、心の友達として私が困っている時はいつでも助けてくれました。ブラジルヘ戻ってもこの友達の輪を広げていきたいと思います。ここで教わったことをもっと勉強していきたいと思っています。
私の人生でこの五か月間は本当に有意義なものでした。
心からありがとうございます。ニヘーデービル。
Muto Obrigado.
平成十二年十二月十二日