新風の目会、うちなー正月を楽しむ
第八回「うちなー正月」(主催、ユンタンザむらおこし塾一期成 新風の目会、玉城國二会長)が旧正月にあたる一月二十四日にむら咲むら内の謝名亭で五二人の関係者が集う中で開催されました。
このうちなー正月は、読谷村商工会が取り組んでいる人材育成事業「ユンタンザむらおこし塾」の一期生(平成三年)が中心になり、毎年テーマを定めて討論会を開催しており、琉球舞踊や琉球料理で旧正月を祝いっています。
今年は、「世紀をまたぐシマンチュの集い」と題してパネルディシュカッションが展開されました。
そのパネラーとして、名嘉睦稔氏(版画家)、松田共司氏(読谷山北窯陶芸家)、玉城初彦氏(農家)、松田貞子氏(村おこし会社ユンタンザ)がそれぞれの生きざまを紹介し、特に地域特産品を活かすこと、地域ネットワーク等多岐に渡って討論がなされました。松田さんは「家庭でもっとヤチムンを使って欲しいし、陶工に村出身者が少ないのでその底上げに務めたい」と抱負を述べ、名嘉さんは「読谷にはたくさんの人材がおり、そのネットワークをつくっていくべきであり、リーダー育成と地方のナショナリズムをつくりたい」とこれからの読谷村へ期待を寄せました。玉城さんは「地域の特性として農業の立場から紅イモを活かしている。年間芋掘り遠足で二万五千人を受入ている。」と話しました。