大木区民待望の公民館が完成
落成記念式典・祝賀会が挙行される
大木区民が久しく待ち望んだ公民館が完成し、その落成記念式典及び祝賀会が三月三十一日に挙行されました。
式典には、大木区民をはじめ議会議員、各字区長ら来賓約二〇〇人が参列し、落成を祝いました。
式辞で、砂辺松重(故人)建設推進委員長は、(上運天先栄委員代読)「昭和一〇年に大木区が誕生してから六六年の歳月を刻み、戦後四番目の公民館が完成しました。最初の公民館は、丸太と米軍の廃材を利用した茅葺き小屋からはじまり年々大木区も発展し、今回の四番目の公民館は、国道読谷バイパス建設工事の移転補償費をもとに建設されました。」とその経過を述べ、「二十一世紀にふさわしい公民館、学習等供用施設として、大木区民の学習、研修、憩いの場として大いに活用されることを期待します。」と述べました。
その後、長浜宗則氏より建設経過報告が述べられました。
祝辞で安田村長は、「二十一世紀のスタートと共に、この近代的な公民館を中心にして大木区の新たな歴史が始まります。すばらしい館が完成し、区民の皆様の感激もひとしおかと存じます。特に次代を担う子供たちに大きな夢と希望を与えることでしょう。本施設が生き生きとして地域づくりの拠点『集い・対話・憩いの場』、さらに『ゆいまーる共生事業』をはじめとする『福祉の場』として大いに利活用されることを期待します。」と祝辞を述べました。
祝賀会は、大木古典音楽愛好会により古典演奏「かぎやで風」で幕開けとなり、大木婦人会、大木若松会による舞踊に参加者から大きな拍手、指笛が鳴り響きました。また、大木区内の津覇澄子琉舞練場から「高平良万歳」が披露され華を添えました。