読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2001年6月発行 広報よみたん / 2頁

瀬名波地区集落地域整備事業完了記念式典を挙行

瀬名波地区集落地域整備事業完了記念式典を挙行

 瀬名波、長浜、宇座地区を振興地域として平成六年から開始された瀬名波地区集落地域整備事業がこのほど完了。 瀬名波公民館におりて五月十一日に関係者を集め、事業完了式典及び祝賀会が開催されました。
 この地区集落整備事業は、農業振興地域である数集落を一地区として、農業生産基盤整備及びその周辺の生活環境整備を一体的かつ総合的に行う事業です。
 この事業で整備された主なものは、農道整備四路線(七五二m)農業集落道整備一二路線(二、五二一m)、定住化促進施設整備三路線(一、五〇七m)農村公園施設整備として宇座・瀬名波・長浜農村公園、集落防災安全施設整備(防火水槽三基、防犯灯二六基)、農業集落総合管理施設整備(瀬名波公民館)で、七年に渡った総事業費九億三千五百万円余。
 式典では、當山眞市事業推進委員長より前述の事業内容について報告がなされ「厳しい財政状況の中で国・県の補助を受け、村が事業主体となりこうして大きな事業が一〇〇%完成しました。地主の皆さんを始め関係者の協力で推進されました。今後三地区のさらなる発展が期待されます。」と感謝を述べました。
 安田村長は、「七年の歳月をかけ、當山委員長を中心に各字の委員が我が事のようにこれだけの事業を頑張っていただき感謝します。三地区のみなさんがこれらの施設を有効活用し、住環境が豊かになれば幸いです。読谷村で農業農村整備事業がスタートしたのは昭和五十二年で、これまで約一八〇億円を投じて推進されてきました。これも偏に地権者をはじめ地域の協力が不可欠です。」と祝辞を述べました。
 式典では、瀬名波公民館北側の農村公園に建立された完了記念碑「前程萬里」の除幕式もなされました。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。