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2001年6月発行 広報よみたん / 3頁

嘉手納弾薬庫地区返還地区地主会が総会 跡地利用構想を承認 組合設立準備段階へ

嘉手納弾薬庫返還地主会が総会 跡地利用構想を承認
組合設立準備段階へ

 四月二十二日、嘉手納弾薬庫比謝・大湾・比謝矼返還地区地主会(宮城元信会長)の第三回総会が文化センター中ホールで開催され、一〇〇人余の地主が参加する中、六つの議案審議がなされ、事業計画・予算案等跡地利用基本構想が承認可決されました。
 宮城返還地主会長は、「開放されてすでに二年が経ちました。跡地利用についてアンケート調査を実施し、それに基づいて基本構想案を提示しました。本年度は法人組合に向けた準備年度になります。」と更なる協力を求めました。
 安田村長は、「村内では、四年後に楚辺通信所、瀬名波通信施設、読谷飛行場と基地返還が目白押しです。すばらしい跡地利用計画も、具体的な合意形成の中で地主の協力が是非とも必要です。この地域は牧原線とのかねあいで、すばらしい住宅地となると考えます。」と述べました。
 嘉手納弾薬庫一部地区(国道東部分)跡地利用基本構想は、長田川以北を計画対象区域として、住宅系地区と商業系地区を設定し、長田川沿いの斜面部分を環境保全緑地地区とし、一部を墓地地区としています。
 総会後には、「区画整理のしくみ」のビデオ上映があり、感心を寄せていました。

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