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2001年7月発行 広報よみたん / 4頁

明るく住みよい活力ある長寿村づくりをめざし 老人クラブ大会 芸能大会

明るく住みよい活力ある長寿村づくりをめざし
 
 読谷村老人クラブ連合会(古堅宗彦会長)主催による「第三七回老人クラブ大会」及び「第一七回芸能大会」が五月三十一日、文化センター鳳ホールにおいて会員七〇〇人余が集い盛会に開催されました。
 同大会は、二十一世紀を迎え、急速に少子高齢化が進み、高齢者にかかわる介護、その制度や施策のあり方が大きな課題になっている中、高齢社会の主役として豊富な経験と知恵を活かし、地域社会活動に積極的に参加し、「明るく住みよい活力ある長寿村づくり」に貢献できることを目的に開催しました。

 老人クラブ大会

 主催者代表挨拶で、古堅会長は「本大会は、村内二三単位クラブ員三、五六二人の皆さんの大きな大会です。昨年施行された介護保険法が一年を経過し、財源確保等の面で深刻な問題をはらんでいます。私たち高齢者は一層身を引き締め、健康・友愛・奉仕の理念のもと地域の在宅高齢者を支える『ユイマール共生事業』や社会奉仕等のボランティアに参加し、福祉社会形成の担い手となるよう心がけましょう。」と訴えました。
 続いて、特別功労者として前年度役員の玉城秀昭会長、松田清子前副会長、知花盛徳理事、安田慶義監事、与那覇徳雄事務局職員に感謝状が贈られ、安田村長や大山中老連会長、儀保村議会議長、伊波県議等から来賓祝辞が述べられました。

芸能大会

クラブ大会に引き続き、芸能大会が、「心身ともに健康になりましょう!」をテーマに開催されました。
 ステージでは、古典音楽サークル三〇人による三線・琴の演奏で「幕開け」の後、一九単位クラブが趣向をこらした演目を披露し、盛んな拍手を受けていました。
 演目として、初春の踊り・浜千鳥などの琉球舞踊の他、高志保若保の会のオリジナル集団演技や比謝矼老人クラブの「楽しい合奏と唄」では、なつかしい学校唱歌をハーモニカと大正琴・アコーディオンで演奏を披露しました。また、楚辺老人クラブが「だいさなじゃー」、宇座の「リチャリチャなんじゃの会節」ではこっけいな仕草が会場を沸かせていました。

キャプション 老人クラブの歌を高らかに斉唱
比謝矼「楽しい合唱と唄」
高志保「オリジナル集団演技」
長田「浜千鳥」男性の姿も
宇座「リチャリチャなんじゃの会節」

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