読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2001年7月発行 広報よみたん / 8頁

土壌の流出を未然に防ごう中部地区「土壌保全の日」

土壌の流失を未然に防ごう
中部地区土壌保全の日

 六月五日、土地改良区宇座地内のほ場で第十二回中部地区「土壌保全の日」にちなんで関係者がひまわりの播種作業を行いました。
 この「土壌保全の日」は、農業者の農業生産活動の場から、土壌の流失を未然に防止するために設置され、土壌流出の防止、流出による地力の低下等を認識させると共に、土壌保全の必要性について農業者個々の意識高揚を目的としています。
 主催者挨拶で中部農業改良普及センターの當眞嗣伎所長は。「物を生産するのに土壌は不可欠、通常土壌づくりに百年かかると言われます。ひまわりによる緑肥・景観効果は大きなものがあります。」とその普及を呼びかけました。
 開催地代表あいさつで松田助役は、「土づくりは農業の基本です。このほど読谷村に紅いもの蒸熱処理施設も完成しており、村としても農業後継者の育成に力を入れたい。」と述べました。
 ほ場では農業試験場名護支場の高江洲賢文室長から「ヒマワリの緑肥景観作物としての栽培」について講話を受けた後に参加者八〇人が松田昌吉さんのほ場に入り、ひまわりの種五㎏を播種しました。 数か月後には大輪のひまわりの花が咲き道行く人の目を楽しませてくれるでしょう。

キャプション 大輪の花が咲き揃うのが楽しみ

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