読谷中学校総合学習で村長講話に耳を傾ける
読谷中学校の総合的な学習の時間として、七月十日に読谷村文化センター鳳ホールで全校生徒を対象に「読谷村の未来像」と題して村長講話がありました。
安田村長は、読谷村の概況と戦後の歴史を一通り説明した後、読谷村が輩出した比嘉秀平、屋良朝苗両主席の事、更に人間国宝の金城次郎さんや與那嶺貞さんというすばらしい先輩がいることを紹介しました。
その後、村長自信の生い立ちから助役時代そして村長になるまでを詳しく話しました。
また、沖縄県民は自己卑下した時代もあったが、別の地域にない郷土芸能等の文化を誇りにすることや先輩方がスポーツの分野でも全国大会で活躍していること、全国的に誇れるヤチムンや読谷山花織を紹介しました。
また、基地を返還させてできたヤチムンの里、リゾート地区や農業用地や、役場・文化センターそして大きな課題がこれから返還される読谷飛行場で、道路網が整備されすばらしい読谷村に発展することを述べました。
また、沖縄サミットでのEU関係者の歓迎の模様を謝名亭での琉球料理の夕食会の事を例にして、沖縄の文化を誇りにし自らの文化を知らしめることが最大のもてなしになること等を述べました。
最後に、最終的には自分の力で生きていかなければならないので今頑張ってどこでも通用する人間に育ってくださいと結びました。
講話を終えて、質問タイムでは、「村長にはどうしたらなれますか?」「村長の給料はいくらですか?」「村長やってどんなことがよかったですか?」との質問がありました。講話を終えた村長にあらためて大きな拍手があり、生徒代表から花束を受け、終始和気あいあいの中総合学習会