文化庁作成の『読谷山花織柄見本』を読谷村に寄贈
読谷山花織保存会(比嘉恵美子代表)から七月十二日に『読谷山花織柄見本』(A3判)が読谷村に寄贈されました。
読谷山花織保存会は、平成元年に島袋秀・比嘉恵美子・池原ケイ子・比嘉マサ子さんの四人が県無形文化財保持者に追加認定されたことを期に結成されました。
この見本柄集は、保存会が平成十二年度文化庁補助事業(地域文化活動促進費補助金)の採択を受けて、読谷山花織の製作技術の記録として発刊されました。
柄見本として四人の作品の他に参照資料として村立歴史民俗資料館が保管する與那嶺貞さんの作品と戦前の作品等一〇〇点が収録されています。
安田村長は「すばらしい作品見本を寄贈いただき、感謝します。與那嶺貞さんとともに、皆さんの読谷山花織の振興に果たした役割は大きく感謝しております。他府県からこられるお客さんをヤチムンの窯場や花織の工房にご案内できることで読谷に対する印象を強くしています。」と感謝を述べました。