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2001年9月発行 広報よみたん / 5頁

婦人の主張大会を開催

婦人の主張大会を開催

 七月十四日、文化センター中ホールに村内婦人ら一五〇人余が集い、第三十四回読谷村婦人の主張大会が開催されました。
 主催者代表挨拶で伊波敏子会長は、「昨今の厳しい社会情勢の中で、婦人の生活や役割も変化してまいりましたが、私たちはそれに対応するため婦人の訴えの中から現代社会に内在するさまざまな問題を積極的に取り上げ、主張し、婦人の地位向上、地域発展に寄与することを目的としています。」と開催趣旨を述べました。
 今年は六人の方々が、日頃感じたことや、自分自身が日常生活の中で感じたことを発表しました。発表者と首題は次の通りです。瀬名波婦人会の遠藤琴江さんは「今、私にできること、地域に夢を子供達に元気を!」、楚辺婦人会の比嘉信子さんは「私の歩んできた道」、渡慶次婦人会の儀間真智子さんは「ひとりの人間として生きる」、儀間婦人会の比嘉英曾さんは「親ぬゆしぐとぅや肝に染みてぃ」、波平婦人会の知花勝美さんは「生ゴミを減らそう」、座喜味婦人会の上地千枝子さんは「子育てと会活動の狭間で」とそれぞれが熱弁をふるいました。
 また、審査員の審査が行われる間にアトラクションもあり、喜名、宇座、伊良皆、長浜の各婦人会から舞踊等が披露され、盛んな拍手が送られました。
 長浜まさ子審査委員長は、「さまざまな社会問題のある中、自分自身を振り返りそれぞれが主張をなさいました。最初から最後まで聴衆も釘付けになり、審査も難航しました。内容としては母親のたくましさ、子育てと社会活動、環境破壊をくい止める実践活動等の発表がありました。」と講評を述べました。
 審査の結果、日頃の体験を通して得たすばらしい意見発表で聴衆に深い感銘を与えてとして、座喜味婦会の上地千枝子さんの「子育てと会活動の狭間で」が最優秀賞に輝き、他の五人には優秀賞が与えられました。

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