沖縄県・読谷村の観光について語る
七月十三日、読谷村文化センター中ホールにおいて、財団法人沖縄観光コンベンションビューロー理事長 饒波正之氏講演会(よみたんガイドの会推進記念講演)「沖縄県・読谷村の観光について語る」が開催されました。
講演会に先立ち主催者代表の比嘉涼子さんは、「読谷村は、独自の文化や自然に恵まれ、読谷山花織、読谷山焼、紅イモなどを生かした地場産業や観光関連産業が関係者の努力により今日の発展をみるにいたりました。さらに昨年座喜味城跡の『世界遺産』登録は、本村の観光と文化振興に新たな展開を予感させます。」と講演会の趣旨を紹介しました。
饒波氏は、「観光とは、その国の優れた文化、珍しい文物や風景等を観光客に見せること。とその語源を紐解き、基本要因として自然・歴史・文化があり、観光客を迎えるにあたり旅の快適性・安全性・交通の利便性・ホスピタリティー(温かいもてなしの心)が求められます。」と強調し、これまでの沖縄観光の現状と昨年の沖縄サミットの評価及び今後の展望について詳しい説明がなされました。
また、読谷村には年間一八五万人が訪れるなど、沖縄観光をシンボライズするかなり高い人気トレンドとなっていることを強調し、観光の基本要件である自然や歴史・文化、施設がある。例えが座喜味城跡、ヤチムン・読谷山花織、ホテル・観光施設、特産品も整っており今後とも観光産業の発展が期待されることが述べられました。