村内児童が福祉を学ぶ
老人疑似・車いす体験
読谷村総合福祉センターにおいて八月十日、読谷村社会福祉協議会主催の小学校福祉教育推進校研修会が開催され、村内五校の教師児童一九人が参加しました。
これは、小学校で福祉教育に取り組んでいる担当教師及び児童会の代表者を対象に、身体障害者の疑似体験を通じてボランティア活動の意義を理解してもらうことを趣旨に開催されました。
ホールでは、参加者が高齢者疑似体験セット(視界ゴーグル・耳栓・ひじひざサポーター・手首足首おもり等)を装着して、起きあがることや階段の上り下りの大変さを直に感じていました。
引き続いて、福祉センターの施設内を利用し、実際に車イスに試乗して介助の仕方等を学びました。
指導にあたった職員から、「お年寄りや傷害で不自由になると皆さんが体験したように、日常生活そのものが大変です。不自由な方を見かけたら、『お手伝いしましょうか』と声をかけてください。そして、学校の友だちにも今日の話を聞かせてください」と体験研修会の意義が話されました。