読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2001年9月発行 広報よみたん / 13頁

読谷の自然(64)昆虫類【トンボ類】6 ~オオハラビロトンボ~(トンボ科)

読谷の自然(64)
昆虫類【トンボ類】6
~オオハラビロトンボ~
(トンボ科)

 体長四〇㎜くらい、やや小型で、腹部が平たく幅広いトンボです。未成熟のうちはオス・メスとも体は黄かっ色ですが、成熟するとオスの腹部は赤く、派手な色彩になります(メスの体色はほとんど変化しません)。日本、中国、台湾、タイなどに分布し、国内では九州、徳之島、沖縄島、石垣島、西表島、小浜島、南北大東島にいます。
 成虫が見られる時期は四月から十一月。生息場所は限定され主に林に囲まれた池に住んでいます。また、川辺でもみることができます。村内ではサシジャーガーや垂川でみられます。
 未熟な成虫は、林の周辺で生活します。成熟したオスは、池にあらわれ「なわばり」をもちます。オスは木の枝や草に止まり、ときどき、自分のなわばりをパトロールします。別のオスがやってくると、なわばりオスは飛び立って、侵入したオスを追い出し、メスが来ると、交尾します。メスは、ふだんは池辺の木の高いところに止まっていて、産卵の時に池におりてきます。メスは、水面やじめじめした場所の落ち葉を腹の先でたたくようにして卵を産みます。
文・沖縄県ミバエ対策事業所
      小浜継雄

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