読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2001年9月発行 広報よみたん / 16頁

北海道の蝦夷太鼓を堪能

北海道の蝦夷太鼓を堪能

 北海道の釧路聴覚障害者協会「蝦夷太鼓」の招聘公演が七月二十一日、読谷村文化センター鳳ホールで開催されました。
 同公演は舞台芸術の視点から福祉の展開、生きることの意味を確認し合う機会の創出、芸術・福祉活動を通じて沖縄・北海道の大きなうねりを構築することを趣旨に開催されました。
 蝦夷太鼓は、昭和五十三年にクラブづくりが始まり、昭和六十年に現在の名称に定まり、現在に至っています。
 公演では、蝦夷太鼓のメンバーはほどんどが聴覚に障害を持つものの息もピッタリ、迫力満点なバチさばきを披露し、終始聴衆を魅了しました。
 村側からは第一部で、身体障害者協会のメンバーらが練習を積んできた三線・太鼓、座喜味棒を披露しました。また、ひがけいこと島太鼓が公演に華を添えました。
 ロビーでは、上地栄子色紙絵展も開催され、公演終了後、蝦夷太鼓に「これで終わりじゃないから ふりだしがあるんだね えいこ」との詩が添えられたイジュの花を描いた色紙絵が贈られました。

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