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2001年11月発行 広報よみたん / 3頁

座喜味子供会育成会に博報賞 伝統の座喜味棒継承を評価

座喜味子供会育成会に博報賞
伝統の座喜味棒継承を評価

 この度、座喜味子供会育成会(波平一範会長)が第三十二回博報賞(伝統文化教育部門団体の部)に選ばれました。
 この博報賞は、公告の専門会社「博報堂」の創立七十五周年記念として昭和四十五年に財団法人博報児童教育振興会(「博く社会に報いる心」、文部省認可団体)を創立し、「国語教育・日本語教育」「特殊教育」「伝統文化教育」「国際理解教育」四部門のいずれかで顕著な業績のあった団体個人を顕彰しています。
 読谷村では平成十一年度第三十回博報賞が渡慶次子ども獅子舞クラブに贈られており、一市町村で二度の受賞は全国でも初めての快挙となりました。
 十月二日、波平会長他関係者が安田村長にその受賞決定報告をおこないました。
 安田村長は、「皆さんの永年の活動が評価され、先輩が築いてきた伝統を継承する中で現代にマッチした子供会になっていると思います。子供たちは学校でも頑張っており、また地域に帰って体で伝統文化を引き継いでおり、彼等は成人しても地域に深く関わっていくことでしょう。」と博報賞受賞を讃えました。
 また、比嘉隆教育長は、博報堂と同賞の権威について説明し「読谷まつりをはじめ各種イベントで子供たちが一生懸命頑張っており、今回の受賞は地域の誇りです。」と共に喜びました。
 波平会長は、「一九七七年の設立以来、子供たちが頑張ってきた成果です。とても嬉しいです。これからも伝統文化継承に頑張ります。十一月十六日に東京で贈呈式があります。」と感激の様子で話しました。

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