県内美術家展望展を開催
新たな芸術の気風を語る
読谷村立美術館では、県内七支部美術団体及び村内出身美術家の作品五十一点を一堂に集め「’01県内美術家展望展」が十月十三日から十一月八日の日程で開催されています。
オープニングセレモニーで主催者代表あいさつに立った比嘉隆教育長は、「今回で第十回目の展望展です。毎回すばらしい作品が展示され、村民に夢と希望、そして感動を与えています。」と述べました。また、安田村長、當山副議長からも感謝と展示作品の感想が述べられました。
出品者を代表して久場とよ氏は、今年、初参加の創元会沖縄支部の活動状況等を紹介し、「会員一同頑張って出品しました。この展望展がますます発展することを祈念します。」と述べました。
濱元朝雄美術館館長は、「画壇六支部の展示会ということで各支部の垣根を取り払ったのがこの場だと理解しています。相互にある程度の緊張感があり、横の交流の場でもあります。この展示会を通して村民に勇気と希望を与えています。」と感謝を述べました。
会場には百号クラスの風景・人物等をモチーフにした油彩画の迫力ある大作がズラリと並ぶ中、絵の前に金網をはりリボンを結ぶなど基地包囲行動を彷彿とさせる作品等があり、参観者の目を引いていました。