読谷小学校創立一二〇周年を祝う

　読谷小学校（宮平哲雄校長）が創立から一二〇年の時を刻み、十一月十七日に同校体育館で創立一二〇周年記念式典・祝賀会が開催されました。
　式典には教育関係者をはじめＰＴＡ関係者三百人余が集い祝いました。会場では一二〇周年記念大運動会の他関連事業の写真パネル展示がなされ参加者が見入っていました。
　式典で、知花亀次郎期成会長は「読谷小学校は創立以来幾多の変遷を経て、戦後この地に移転開設されました。開校以来、本校においては教職員と地域父母との信頼関係が強く保たれ、教育普及の先駆者として、人材育成に輝かしい歴史と伝統を誇っています。ここに本校が一二〇周年を迎えたことを共に喜びたいと思います。」と読谷小学校の歴史と、諸記念事業について触れ、関係者に感謝を述べました。
　宮平校長は「本校は、一八八二年（明治一五）三月二十七日に『読谷山小学校』として読谷山間切番所内の物置き小屋に、在籍三十人の生徒で創立されました。現在までの卒業生は概ね一万四千人を数えています。」と創立から現在までの学校の様子や生徒らの活躍ぶりを詳しく紹介しました。
　児童会長の与那覇ゆりなさんは、「先輩が築いてきた伝統を引き継いで、全校生徒が楽しく過ごせるよう頑張っていきますので、見守ってください。」と「喜びのことば」を述べました。