読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年1月発行 広報よみたん / 6頁

博報賞を座喜味区で祝う

博報賞を座喜味区で祝う

 第三十二回博報賞(伝統文化教育部門)に輝いた座喜味子供会育成会(波平一範会長)の受賞祝賀会が十一月二十四日に座喜味公民館で開催されました。
 島袋秀光区長は、「夢にまで見た博報賞の受賞です。一六年前に子供たちを集めて座喜味棒を教えてまいりました。読谷まつりをはじめハワイ、ブラジルでも発表する機会があり、評価を受けそれが刺激となり、とかく伝統芸能は地味ですが、今では低学年の子供たちの憧れの的となっています。」と振り返りました。
 来賓あいさつで安田村長は、「ここまで来るまで並大抵なご苦労ではなかったと思います。部落全体が支えとなったことを感謝します。先だって県校長会研究会で座喜味棒を披露してもらったのですが、総合学習の見本として読谷村の良さを全県的に広める成果となりました。子供たちにとっても、この活動が人間形成に役立ち、将来は地域のリーダーとなり、ひいては読谷の地域活性化につながります。」と激励の言葉を述べました。
 波平一範育成会長から結成以来、博報賞受賞までの経過が説明され「この感激を機に一層精励することを誓い、座喜味区をはじめ読谷村の文化発展に寄与していきたい。」と感謝と決意を述べました。
 祝賀会では、婦人会や子供会が舞踊を披露し、一昨年に博報賞を受賞した渡慶次獅子舞クラブの友情出演もあり祝賀会を盛り上げました。

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