第六回よみたんガイド講座を修了
第六回よみたんガイド講座が、「村民皆ガイドあなたの思いよみたんの心語ってみませんか?」をキャッチフレーズに、十一月七日から二十五日までの五回講座が開催されました。
当講座は、読谷村の歴史・文化・自然・産業・伝統工芸・平和問題等を学ぶことで私達が暮らしている読谷村を再認識し、誇りに思い、多くの方々に語ってもらうことで村民間に「よみたんファン」を多く作りだすことをめざします。
第一回目は、山内順盛商工水産課長によるオリエンテーションの後、「読谷村のむらづくり」について石嶺傳實企画分権推進課長より講話が行われ、読谷村の概要や毎月十六日の「イモの日」等の話を受けました。続いて「平和を創造する村」については、城間康彦企画分権推進課(平和行政担当)より戦中・戦後の読谷村のこと、平和への取り組み等の内容でした。
第二回目は、源河朝法氏により二〇〇〇年十二月に世界遺産に登録された「座喜味城跡」について詳しい説明がありました。「伝統工芸(やちむん)」は、読谷村陶芸研修所指導員の神谷嘉栄氏により、やちむん(焼物)の歴史・製作方法等についてビデオを用いて詳しく内容を深めることができました。
第三回目は、第一回、二回の講座をふまえて現場実習を行い、座喜味城跡・木綿原遺跡・ボーローポイント飛行場跡・チビチリガマ等を見学し、よみたんガイド風の会の皆さんの心こもったガイドに受講生の皆さんも真剣に耳を傾けていました。
第四回目は、「むらおこし・観光」について読谷村商工会会長の大城行治氏より商工会の事業内容や読谷村の観光の現状・今後の課題等が説明されました。「読谷の漁業・海洋資源」について読谷村漁業協同組合の山内卓氏より、大型定置網の様子・ジンベイザメのビデオ上映や、読谷村の航空写真を用いて近隣市町村と読谷村の海岸状況の説明をして下さいました。「伝統工芸(読谷山花織)」では、読谷山花織事業脇同組合理事長の新垣隆氏より読谷山花織の特徴や復興の話等の説明がありました。
第五回目の最終日は現場実習を行い、長浜ダム・残波岬公園・むら咲むら・伝統工芸センター・やちむんの里等を見学しました。その後講座修了式を行い、九人の方に修了証が授与されました。今後も読谷村を誇りに思い当講座での学習をいかし、「よみたんファン」をたくさん作り出して欲しいと思います。
(商工水産課 寺西正吾)