読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年1月発行 広報よみたん / 10頁

海外移住者子弟研修生報告会 南米読谷村人会の架け橋

海外移住者子弟研修生報告会
南米読谷村人会の架け橋

 読谷村が平成五年度より事業開始した「読谷村海外移住者子弟研修生受入事業」の本年度の研修生、新城愛三(ボリヴィア、一九歳)、祖慶・ワルテル・エステバン(アルゼンティン、二一歳)、勢理客・シルビーナ・リア(アルゼンティン、三一歳)の半年間の研修が修了することから十一月二十二日にその研修成果の報告会が開催されました。
 報告会で、松田重信会長は、「故郷に帰って読谷、沖縄そして日本の文化を紹介してください。また、地域のリーダーとして頑張ってください。読谷村では次の研修生を待っております。」と述べました。
 安田村長から一人びとりに修了証が渡され、「六か月でこれだけ日本語が上手に話せるようになるかと驚かされます。研修の様子のスナップを見ていると一杯楽しんだ様子がうかがえます。立派な研修成果を納めて送りだせることはすばらしいことです。ヒスパニックセンターと受入家族の皆さんに感謝申し上げます。」と述べました。
 会場には、受入家族や各地の研修生が参加して行われ、研修の作品が展示される中、三人は三線をもち「安里ユンタ」「華」「ちむがなさ」等五曲を披露しました。

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